看護師は夜勤の考え方で生活が変わります
看護学校を卒業して病院に勤めると、看護師には夜勤のシフトが組まれていきます。この勤めは病院によりますが、2~3交代制で組まれていますが、夜勤がある日は夕方に勤めに入り、一晩中仕事をし翌朝の帰宅になり翌日は休みになります。日勤といわれるのは、午前8時30分から午後5時が一般的ですから、休み明けが日勤であれば2日間の休日となりますし、更に休み明けも夜勤となれば約2日間と10時間程度が休みとなります。看護師の仕事が過酷な肉体労働と言われる所以は、この労働時間の不定期なリズムにあります。
ところが、この時間の組まれ方をプラスに考えるか、マイナスに考えるかで人生が大きく変わってきます。夜の仕事が終わった日をどのように過ごすかです。帰宅し寝てしまうと、目が覚めると夕方で夜と昼が逆になっており、夜の街にでることになります。そうして、午前2時を回ってから床に入ると翌日のお昼近くまで寝てしまいます。
このような生活を繰り返していると、職場とアパートの往復をしているだけの人生となります。ところが、夜勤があった翌日を帰宅して、寝ないで起きる工夫をすると話は変わってきます。海外旅行をすると時差があるため、到着すると朝で起きている時間が、24時間ということがあります。有効に時間を活用するには、どこかで時間の調整が必要になります。
海外に出かけることの多い人は、このことを身体で覚えているものです。看護師の職業はこの時間管理が大切になります。そのためには、一週間のスケジュールの中で夜勤前後を楽しい時間を入れる工夫をし、生活に張りを持たせることです。
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