がん検診の費用の目安は?

がんの治療で大事なのは、とにかく早期発見することです。早期発見できれば、入院・手術をすることなく、通院だけで完治させることも可能な場合もありますし、完治までの時間や費用も少なくて済みます。一方で、自覚症状がでてくるくらいになると、かなりがんが進行していることが想定されるため、非常に厳しくつらい状況になる可能性も考えられます。そのため、がん検診を定期的に受けることが非常に重要になってきています。

検診で100%すべてのがんを発見できるわけではありませんが、検診を受けて助かった命もたくさんあるのです。がん検診はがんのリスクが高まってくる40代以降に、年に一度のペースで検診をうけることをおすすめします。2009年度以降はがん検診の受診率を上げるため、厚生労働省が乳がん、子宮がん、大腸がんの検診を無料で受けられるクーポンを一定の年齢の人に配布しています。無料クーポンがない場合はどうしたらいいでしょうか?会社に勤めているサラリーマンなどは、人間ドックを受ける際に会社の健康保険組合から補助金がでるところが多いので、人間ドックのオプションにがん検診を組み合わせて受診するのもいいでしょう。

また、各市町村でもがん検診が行われています。国民健康保険の人の場合は無料で受けられることが多いのですが、それ以外の人も自己負担額が大体2000円以下で受けられるようになっています。費用の面ではできるだけ受診者の負担がかからないような制度になっているので、自分の健康維持のために年に一度は必ず検診を受けるようにしましょう。

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